ちばの選挙

白井市長に伊沢氏 北総線、限定公金支出に支持

 前市長の失職に伴う出直し白井市長選は22日投開票され、無所属の新人で元市職員、伊沢史夫氏(55)=自民推薦=がいずれも無所属の前職、横山久雅子氏(61)と新人で元市議、柴田圭子氏(53)を破り、初当選した。北総線高額運賃問題を発端とする市政混乱の末の選挙。伊沢氏は33年の行政経験と、5年間に限定した公金支出を訴え支持を集めた。投票率は48・23%で前回市長選の53・07%を4・84ポイント下回った。当日有権者数は4万7680人(男2万3670人、女2万4010人)。

 同市長選では、北総線運賃値下げのための公金支出の是非が主な争点。「信を問う」と再出馬した前職に、実質「保守」「革新」の2新人が挑む三つどもえの争いとなった。

 同市白井の選挙事務所に「当選確実」の一報が入ると、伊沢氏は支持者とともに万歳。歓喜に包まれる中「皆さんのおかげで当選できた。対立から対話、白井市を一つにまとめたい」と抱負を語った。

 伊沢氏は4月末、市民経済部長を最後に市役所を退職。「市民のための市役所に戻したい」と混乱の収拾を第一に出馬表明した。保守系市議、県議のほか中村教彰元市長も後援会長として応援、手堅い組織力を背景に支持を集めた。

 横山氏は、公金支出の必要性とともに梨ブランデーからの撤退など前市長時代の実績を強調。住宅街での練り歩きやスポット演説を多用して“再帰”を図ったが、届かなかった。

 柴田氏は、「不適正な税金の使い方」と公金支出への反対を掲げ、ニュータウン地区中心に駅頭や大量のチラシ投下で「しがらみのない候補」を訴えたが、及ばなかった。

白井市長選開票結果 =選管確定=
9546 伊沢 史夫 55 (1)
  8382 柴田 圭子 53 無新
  4873 横山久雅子 61 無前(1)

 


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