【うずしお高校浄瑠璃部】(231) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第七章 高校三年生(十)

 深夜スーパー「ビッグオニオン」でのアルバイトを終えて圭介が帰宅すると、さつきから電話があった。

「遅くまで大変やね」とさつきは圭介を気遣ったが、言葉を ・・・

【残り 796文字、写真 1 枚】



  • LINEで送る