オスプレイ制御不能の恐れ 横田配備機も地上待機

東京・横田基地に配備され、報道陣に公開された米空軍の輸送機CV22オスプレイ=2018年

 【ワシントン共同】米空軍特殊作戦司令部の広報担当者は輸送機CV22オスプレイを飛行停止としたことを巡り、エンジンとプロペラのローターをつなぐクラッチに不具合が生じた場合、制御不能となって事故を招く恐れがあると指摘した。米オンライン国防専門誌「ブレーキング・ディフェンス」が17日、報じた。

 防衛省によると、日本の米軍横田基地(東京都)に配備されているCV22も、飛行停止措置に伴い地上待機している。横田基地には2018年に5機配備され、その後1機を追加。さらに追加配備が計画されている。

 これとは別に海兵隊仕様のMV22が沖縄県の普天間飛行場に配備されている。


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