野党、早期の臨時国会要求 自民と旧統一教会関係追及

旧統一教会との関係について記者団の取材に答える自民党の萩生田政調会長=18日午後、東京・永田町の党本部

 自民党の萩生田光一政調会長は18日、党本部で記者団の取材に応じ、地元の東京都八王子市内にある世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連施設を6月に生稲晃子参院議員と共に訪れたことを認めた。事前に教団の関連団体「世界平和女性連合」の会員が集まる場だと認識していたことも明らかにした。岸田政権の政策推進の中核を担う萩生田氏と、教団側の接点が明確になった形だ。

 立憲民主党など野党は、早期の臨時国会召集を衆参両院議長に求め、教団と自民党議員との関係について追及を強める方針。

 政府は関係省庁連絡会議を開き、9月初旬から約1カ月間を被害相談の「集中強化期間」と決めた。


  • LINEで送る