血痕から死亡少年のDNA 北九州、SNSで接点か

 北九州市小倉北区で、高校の女子生徒(15)と母親(37)が男に刺され、重傷を負った事件が起きた住宅で見つかった血痕から、事件後に列車事故で死亡した東京都葛飾区に住む職業不詳の少年(17)のDNA型が検出されたことが15日、福岡県警への取材で分かった。

 捜査関係者によると、現場から少年の指紋も検出された。生徒とは交流サイト(SNS)で知り合ったといい、県警は少年が2人を刺した後、自殺を図った疑いがあるとみて、動機や生徒との間にトラブルがなかったか調べている。


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