「県の将来考えた」と釈明 大雨に香港出張の青森知事

青森県の災害対策本部会議で発言する三村申吾知事=15日午後、青森県庁

 大雨被害を協議する青森県の災害対策本部会議を欠席し、香港出張していた三村申吾知事は15日、自身の対応に関し釈明した。県庁で開かれた対策本部会議で「(出国前に)青山祐治副知事から『大局的観点から判断すべきだ』と強い進言があった。県の将来を考え、苦渋の決断で出国した」と述べた。

 三村氏は9日のうちに上京し、10日午前出国。香港貿易発展局と経済連携促進を図る覚書を締結する行事などに出席し、12日に帰国した。青森県では9日未明から記録的な大雨が降り続き、県は9、10両日に会議を開いたが、三村氏は両日とも欠席していた。


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