穀物輸出初便、トルコ入港 次の目的地はエジプト

 【イスタンブール共同】ロイター通信によると、ウクライナから穀物輸出を再開する第1便として出港後、新たな荷受人を探し行き先が確定しない状態になっていた貨物船が11日、トルコ南部メルシンに入港した。船の代理店によると、積み荷の一部を降ろした後、エジプトに向かうという。

 船はシエラレオネ船籍の「ラゾニ(RAZONI)」。トウモロコシ約2万7千トンを積んでウクライナ南部オデッサを1日に出港し、レバノンに向かったが、買い手に荷受けを拒否され、行き先が決まらない状態になっていた。


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