北日本、警報級大雨の恐れ 被災地は地盤緩み、北陸も

気象庁=東京都港区

 前線が停滞する影響で、北日本では10日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、気象庁は8日、土砂災害や浸水、河川の氾濫に厳重な警戒を呼びかけた。今後1週間程度、東北の日本海側を中心に警報級の大雨となる可能性があり、北陸も10、11日にまとまった雨が降る見込み。3〜5日の大雨で被災した地域は地盤が緩んでいるとみられ、特に注意が必要だ。

 気象庁によると、中国大陸から北日本に延びた前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、10日にかけて大気の状態は非常に不安定になる。前線は、15日ごろまで北日本に停滞する見込み。


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