3団体が性的少数者の新規定 五輪パラ機に、多様性検討も

 「多様性と調和」を掲げた昨夏の東京五輪・パラリンピックで実施されたスポーツの国内競技団体(NF)のうち、卓球、柔道、馬術の3団体が東京大会を機にLGBTQなど性的少数者への差別的な言動を防ぐ規定を新たに設けたことが8日、共同通信のアンケートで分かった。同日で五輪閉幕から1年。日本卓球協会は「多様性検討チーム」を新設し、スポーツ界の新たな動きにつながるかどうか注目される。

 アンケートは7月中旬までに、五輪・パラで行われた競技を統括する54団体を対象(53団体が回答)に実施した。


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