台風4号九州上陸へ、災害警戒 北・東日本も大気不安定

台風4号の予想進路(4日9時現在)

 台風4号は4日、東シナ海で北上を続けた。進路を東寄りに変え、5日には九州に接近、上陸する見通し。6日にかけて西日本の太平洋側を進むため、九州や奄美、四国、近畿で大雨になる場所がありそうだ。台風の速度が遅く、影響が長引くため、気象庁は土砂災害、浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけた。

 また、東日本や北日本には太平洋高気圧の縁から流れ込む暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で5日にかけて大気の状態が非常に不安定になる。大雨や突風による災害、被害に警戒が必要だ。


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