「千と千尋」最終日上演へ コロナで一部中止の名古屋

舞台「千と千尋の神隠し」の主人公千尋をダブルキャストで務める上白石萌音さん(左)と橋本環奈さん

 東宝は1日、関係者の新型コロナウイルス感染のため6月25日から中止していた舞台「千と千尋の神隠し」の名古屋公演を、最終日となる4日のみ上演すると発表した。主人公の千尋役は上白石萌音さんから橋本環奈さんに交代する。

 上白石さんは自身の公式サイトで、休演決定後の6月28日に新型コロナに感染したと明らかにしていた。千尋役は上白石さんと橋本さんがダブルキャストで務めている。

 名古屋公演は、名古屋市中区の劇場「御園座」で6月22日に始まり、これまでに同25日〜7月2日の11公演の中止を発表していた。3日の公演も中止し、チケットの払い戻しに対応する。


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