JR西、スマホ連動で利用客誘導 大阪新地下駅にデジ案内板

JR西日本が導入する利用客のスマートフォンと連動し目的地まで誘導するデジタル案内板=27日午後、兵庫県尼崎市 

 JR西日本は27日、利用客のスマートフォンと連動し、駅施設内を目的地まで個別に誘導する新しいデジタル案内板を報道関係者に公開した。大阪駅北側の再開発地区「うめきた」に来春開業予定の地下駅に導入する。

 JR西によると、スマホのアプリであらかじめ各出口や商業施設などの目的地を登録すると、利用客それぞれの専用マークが表示される。駅施設内にある案内板に近づくとマークが付いた進行方向の矢印が表示され、それをたどって目的地まで進む仕組み。

 設定できる目的地は駅施設の改札外。案内板は新駅の改札口付近など5カ所に設置する予定。


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