2022年5月26日 10:16 | 無料公開
2玉300万円で落札した夕張メロンを手にする「ホクユーパック」の野田清道社長。左は厚谷司・夕張市長=26日午前、札幌市
甘くて濃厚な香り、柔らかな果肉に昨年を超えるお値段―。北海道特産のブランド果物「夕張メロン」の初競りが26日、札幌市の中央卸売市場で開かれ、この日の最高値は、青果物の梱包、販売などを行う「ホクユーパック」(夕張市)が落札した2玉300万円だった。昨年を1割上回った。最高額は3年前の500万円。
主に夕張メロンの梱包業務を手がける同社の野田清道社長(75)は「これまでにないような味。この金額で落とす価値がある」と笑顔で語った。来月4、5日には夕張市内の2店舗で、最高額で落札した2玉を含むメロンの無料試食会(先着順)を開くことを明らかにした。