愛媛の大王製紙工場で火災 生産に影響ない見込み

火災が発生した大王製紙三島工場で消火活動する消防団員ら=23日夜、愛媛県四国中央市

 23日午後6時50分ごろ、愛媛県四国中央市三島紙屋町の大王製紙三島工場で火災が発生した。四国中央署や大王製紙によるとけが人は確認されていない。工場では新聞用紙や段ボールなどさまざまな紙製品を生産しているが、同社は火災による生産への影響はない見込みだとしている。

 大王製紙のホームページによると、三島工場の敷地面積は167万平方メートルで東京ドーム約36個分の広さがあり、紙・板紙の生産量で国内シェアの約8%を占めている。

 現場はJR伊予三島駅から約1キロの工場が立ち並ぶ地域。三島工場では、2019年1月にも火災が起きた。


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