福島で世界最大のラン開花 3年ぶり、寅年にトラ模様の花

 トラ模様の花を咲かせることからタイガーオーキッドとも呼ばれる、世界最大のラン「グラマトフィラム・スペキオスム」が、福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしまで3年ぶりに開花した。いつ咲くか分からない品種のため、担当者は「寅年」の開花を喜んでいる。黄色地に赤い斑点の花は今月末ごろ満開になる見通しだ。

 同館によると、東南アジア原産で高さ7メートル以上にも成長し、10センチほどの花を咲かせる。2000年の開館時から栽培され、11年の東日本大震災では温室が壊れる被害に遭ったが、枯れずに生育してきた。19年に初めて開花し、今回2度目。


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