体育の授業ではマスク不要 政府、対処方針で検討

 新型コロナウイルス対応を巡り、政府が学校の体育の授業ではマスクの着用は必要ないことを基本的対処方針に盛り込む方向で検討していることが23日、政府関係者への取材で分かった。運動部の部活動では、食事や集団での移動といった場面で着用を求める。

 対処方針の案によると、人との距離が十分に確保できないときは、児童や生徒にマスクの着用を指導する。その上で、地域の実情に応じつつ、十分に距離が確保できる場合や、体育の授業ではマスクの着用は必要ないとする。夏場は熱中症対策を優先し、マスクを外すよう指導する。

 運動部の部活動では、競技団体のガイドラインを踏まえて対応する。


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