ソニーG、仮想空間を強化 ゲームや映画と相乗効果

ソニーグループの経営方針説明会で登壇する吉田憲一郎社長=18日午前、東京都港区のソニー本社

 ソニーグループは18日、東京都内で2022年度の経営方針説明会を開き、新たな成長領域としてインターネット上の仮想空間「メタバース」に力を入れる方針を示した。既存事業のゲームや映画、音楽などのエンターテインメントと組み合わせて相乗効果を狙い、顧客の獲得を目指す。

 吉田憲一郎社長は「エンタメの本質は時間と空間を共有する『ライブ』だ」と説明。仮想空間の活用で「ゲームや映画、音楽のそれぞれの楽しみ方が広がる」として、さらなる市場拡大が期待できると強調した。

 具体的には、オンラインでユーザーが集まってゲームを楽しむサービスを提供すると表明。


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