東京外環道工事、2月にも再開 陥没事故で中断、東日本高速

 東日本高速道路会社と中日本高速道路会社、国土交通省が早ければ2月にも、東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル掘削工事を一部再開したい意向であることが23日分かった。東京都調布市の道路陥没事故で中断していた。再開を実現するため、同日から周辺住民に再発防止策の説明を始めた。

 2020年10月の事故発生以降、東日本高速などはトンネル掘削工事を全て中断。工事区間の地中では「シールドマシン」と呼ばれる大型掘削機7基が停止状態となっている。関係者への取材では、このうち調布市の現場周辺にある2基を除き、住民説明会を経た後、準備を整えて順次稼働させたい考え。


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