情報の信頼性、新聞がトップ 日本新聞協会調査

日本新聞協会が入る日本プレスセンタービル=東京・内幸町

 日本新聞協会は20日、2021年秋に15〜79歳の男女1200人を対象とした調査で、新聞の情報の信頼性が高いと回答したのが47・1%となり、テレビやインターネットなど各種メディアの中で最も高かったと発表した。

 メディア別の印象や評価を複数回答で尋ねたところ、メディアの信頼性については、新聞に次いでテレビが36・7%で高く、インターネットが18・0%だった。情報が正確なメディアでも新聞が47・5%で、テレビ35・6%、インターネット15・5%と続いた。

 インターネットで入手するニュースの提供元については「必ず確認する」「たいてい確認する」が37・6%。提供元の信頼度では、新聞が「信用できる」15・8%、「どちらかというと信用できる」35・6%で、トップだった。

 調査では、新聞を1日に見たり読んだりする時間について、新型コロナウイルス流行前の19年調査と比較した。1日平均で平日は3・3分増の25・2分、休日は2・6分増の28・1分でいずれも増加した。新聞協会は「感染拡大後、新聞社発の情報に対する関心は高まっている」としている。

 調査は昨年10月に実施した。


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