歌会始入選者、喜び語る 「夢のような気持ち」

歌会始の儀を終え、記者会見する西村忠さん=18日午後、宮内庁(代表撮影)

 皇居・宮殿での「歌会始の儀」に招かれた一般の入選者が18日、宮内庁で記者会見し、天皇、皇后両陛下の前で自作の歌が披露された喜びを「夢のような気持ち」などと口々に語った。

 今回最年長の富山県南砺市の西村忠さん(85)は「大変光栄に思う。この年になって(宮殿に)足を運ばせていただき、夢のようだ」と声を弾ませた。福岡県久留米市の主婦高木典子さん(84)は「望外の喜びです」と語った。儀式後、両陛下との懇談の際、故郷の宮崎県の海を詠んだことを伝えると、皇后さまは「私も行きました」とうれしそうに応じたという。


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