将棋、里見香奈が女流王座を奪還 西山朋佳に3連勝、五冠復帰

里見香奈女流王座

 将棋の第11期リコー杯女流王座戦5番勝負の第3局は7日、神奈川県秦野市で指され、挑戦者で先手の里見香奈女流四冠(29)が95手で西山朋佳女流王座(26)を破り、3連勝で3期ぶりに女流王座を奪還した。

 里見女流王座は11月17日に清麗を失冠して五冠から四冠(女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花)に後退。同月21日には倉敷藤花を防衛、今シリーズで女流王座を奪って再び五冠となった。これで女流王座は通算5期目となり、クイーン称号を手にした。

 西山前女流王座の3連覇はならず、白玲、女王(棋戦名はマイナビ女子オープン)の二冠に退いた。


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