米軍、エンジンの油圧低下と説明 青森の燃料タンク投棄

 米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が燃料タンク2個を県内の住宅地近くなどに投棄した問題で、同基地が「エンジンの油圧が下がる警告が表示され、機体を軽くするために投棄した」と三沢市に説明していたことが、2日分かった。

 三沢基地のティモシー・マーフィー副司令官は1日午前9時、三沢市役所で小檜山吉紀市長と面会。同市によると副司令官は、F16は2機で西側空域へ訓練に向かう飛行中、1機で警告が出たと説明。同機のパイロットがマニュアルに従い、暗くなっていたが目視で安全を確認し、岩木山付近にタンクを投棄したという。


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