電動キックボードに反則切符交付 警視庁、月内にも開始

警視庁

 事故が相次ぐ電動キックボードを巡り、東京都内で信号無視や歩道通行などの違反をした運転手に対し、警視庁が交通反則切符(青切符)を交付する運用を今月内にも始めることが2日、捜査関係者への取材で分かった。これまでは無免許や飲酒運転、人身事故など悪質なケースを摘発してきたが、軽微な違反にも対象を広げて事故を未然に防ぐ考え。

 電動キックボードは道交法上、ほとんどが「原動機付き自転車」に分類され、走行には運転免許が必要。青切符の対象は信号無視や一時不停止、歩道通行などで違反点数が加算され反則金も科される。累積で一定の違反点数になると免許停止などの行政処分を受ける。


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