米軍副司令官「心情を傷つけた」 燃料タンク投棄巡り、深浦町長に

青森県深浦町の吉田満町長(左)と面会する米軍三沢基地のティモシー・マーフィー副司令官=1日午後、深浦町役場

 米軍三沢基地(青森県)所属のF16戦闘機が燃料タンク2個を県内に投棄した問題で、同基地のティモシー・マーフィー副司令官は1日、うち1個が見つかった同県深浦町の吉田満町長と面会し、タンクの投棄場所を当初「非居住地域」としたことに関し「皆さんの心情を傷つけ、遺憾に思う」と述べた。

 また、副司令官は投棄した米軍機のパイロットが「緊急事態に取るべき手順にのっとって最大限努力した」と説明したことも明らかにした。

 米軍などによると、F16戦闘機は11月30日午後6時ごろ、飛行中に緊急事態となり青森空港に着陸する前、タンク2個を投棄した。うち1個は見つかっていない。


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