2021年10月21日 06:22 | 無料公開
上院外交委員会公聴会に出席した次期駐日大使候補のラーム・エマニュエル前シカゴ市長＝２０日、ワシントン（ＡＰ＝共同）
【ワシントン共同】バイデン米大統領が次期駐日大使に指名したラーム・エマニュエル前シカゴ市長（６１）は２０日、人事承認に向けた上院外交委員会公聴会で証言し、中国が分断による制圧を目指していると批判した。「米国の戦略は結束による安全保障であり、地域の結束は日米同盟の上に築かれている」として日米同盟の重要性を強調した。ミサイル発射を繰り返す北朝鮮問題は「最優先課題の一つだ」と明言した。
就任には外交委と上院本会議での承認が必要。エマニュエル氏は、悪化が続く日韓関係については、中国や北朝鮮による「現実」の脅威に集中すべきだとの認識を示した。
