ホンダ8〜9月、6割減産 国内、10月上旬は3割減

 ホンダは18日までに、8〜9月の国内の自動車生産台数が当初計画に比べて約6割の減産になると発表した。半導体不足や東南アジアの新型コロナウイルス禍で部品の供給が滞ったため。10月上旬は約3割減となる。トヨタ自動車も大幅な減産の見通しを既に示しており、自動車業界で生産計画の混乱が深刻化している。

 8〜9月は、人気の軽自動車「N―BOX(エヌボックス)」を手掛ける鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)が約7割の減産となる。埼玉製作所では、ミニバン「ステップワゴン」を造る狭山工場(埼玉県狭山市)が約4割減の一方、寄居工場(埼玉県寄居町)は約1割減にとどまる。


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