ラムダなど変異株対応強化 水際対策、期間緩和も

 政府は17日、新型コロナウイルス水際対策に関し、ラムダ株など8系統の変異株を「特に対応すべき変異株」に指定し、これまでの3系統の対策から強化すると発表した。一方、各国の感染状況を踏まえ、入国後に検疫所が決めた施設で待機を求める期間については、米国が待機なしになるほか、10日間や6日間だった国を3日間にするなど一部で措置を緩和する。適用は20日から。

 政府は6月、デルタ株、ベータ株、ガンマ株を水際対策上の「特に懸念すべき変異株」に位置づけて対応してきた。今回はこの三つに加え、イータ株、イオタ株、カッパ株、ラムダ株、ミュー株を含む新たな枠組みを設定した。


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