3票差当選を無効と裁決、三重 伊賀市議選で県選管

 三重県選挙管理委員会は28日、3月実施の同県伊賀市議選(定数22)で、落選者と3票差で最下位当選した男性の2票が無効で、無効票とされた1票が落選者の有効票だったため、最下位当選者と落選者の票が同数になったとして、当選を無効と裁決した。

 県選管によると、市選管が最下位当選としていたのは1098票を得た北山太加視氏(65)で、落選したのは1095票の福村教親氏(59)。福村氏が審査を申し立てた15票のうち、県選管は北山氏の得票とされていた2票を無効と判断。一方で、無効票とされていた1票を福村氏の有効票とした。


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