宇良「勝ち越せるように」 人気の業師、再入幕確実

稽古で胸を出す宇良(右)=東京都墨田区の木瀬部屋(代表撮影)

 大相撲名古屋場所(7月4日初日・ドルフィンズアリーナ)で、2017年九州場所以来4年ぶりの再入幕が確実な人気の業師、十両宇良が7日、報道陣の代表取材に応じ「戻れると思っていなかった。勝ち越せるように頑張りたい」と意欲を語った。

 反り技を得意として活躍したが、右膝の大けがにより一時は序二段まで転落する苦労を味わった。「残りの相撲人生において、関取に一度でも挑戦できるところにいけたらなと思っていた。十両に戻った時はうれしかった」と振り返った。

 そして再十両の昨年11月場所から4場所連続勝ち越し。先場所は十両優勝も果たした。


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