台湾でコロナ感染拡大傾向 小中高休校、外出大幅減

 【台北共同】新型コロナウイルス流行の抑え込みに成功してきた台湾で感染が拡大傾向にある。台北市と北部の新北市は17日、小中高を18日から28日まで休校にすると発表した。外出時のマスク着用を義務化し、飲食店や商店への規制を強化。政府の感染対策への信頼は高く、外出する市民は大幅に減った。

 陳時中衛生相は17日、感染者が335人確認されたと発表、15日以降の感染者は連日3桁台となった。台湾の感染確認は累計2017人、うち15日以降が727人を占め、ほとんどが入境者以外の感染だった。死者は累計12人。また、19日から居留資格がない外国人の入境を原則禁止する。


  • LINEで送る