埼玉・熊谷市に恒例の大温度計 マスク熱中症に注意喚起

百貨店前に設置された大温度計=14日午前、埼玉県熊谷市

 猛暑で知られる埼玉県熊谷市で14日、毎年恒例となった高さ4メートルの大温度計が、八木橋百貨店前に設置された。新型コロナウイルス対策のため、温度計には「マスクによる熱中症に気をつけましょう」との文字も。

 同店によると、熊谷地方気象台発表の気温を午前11時と午後2時ごろ、店員が手作業で表示。例年は35度以上と予報された日を「猛暑日サービス」としアイスキャンディーなどを配っていたが、人の密集を避けるため昨年に続いて中止する。

 熊谷市で2018年7月に観測された気温41・1度は、浜松市の昨年8月の記録と並んで国内最高。


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