2021年5月14日 05:00 | 有料記事
マンションが立ち並び、新住民の利用が多い東葉高速鉄道の八千代緑が丘駅周辺=八千代市
東京に近いベッドタウンとして都市化が進み、人口増が続いてきた八千代市。自然が残る環境は1996年の東葉高速鉄道開通で新たな子育て世代も呼び込んだ。一方で、その乗客の伸びが運賃問題を改めて浮き彫りに。他の地区では高齢化に直面し、市全体の人口は4年後をピークに減少に転じる見通しだ。コロナ禍の中で新旧住民の暮らしをどう支えるか。16日告示、23日投開票の市長選を前に課題を探った。(船橋・習志野支局 高橋律孝)
「いい夫婦の日」の昨年11月22日、市役所で婚姻届を出したカップルに市の花・バラの花束と、枯れない「メタルローズ」が贈られた。同年3月に市人口が20万人に到達したのを記念。市が地元の京成バラ園や工房の協力を得て用意した。「八千代で末永く充実した生活を」と願う演出だ。 ・・・
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