ネット通信量、04年比78倍に コロナで在宅時間拡大が影響

国内のインターネット通信量(トラフィック)の推移

 インターネット上の通信量が年々増えている。あらゆる情報がインターネットを通じてやりとりされるようになり、トラフィックと呼ばれる通信量は2020年に04年比で約78倍まで急増。新型コロナウイルス感染拡大を防止するための在宅時間増加も膨張の要因だ。最悪の場合、通信障害の危険性もあり、総務省は対策に乗り出している。

 総務省が関連事業者などの協力を得て固定ブロードバンドを対象に通信量を集計、試算した。

 日本におけるインターネットは1995年ごろから普及し始めた。近年ではSNSの利用拡大を背景に、写真や動画といった容量の大きな情報が頻繁にやりとりされる。


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