九州・沖縄でも、コロナ感染拡大 変異株増、政府対応に疑問視も

 九州・沖縄でも新型コロナの感染が急拡大している。福岡県の感染者は21、22両日とも200人超となり、大分県では22日に過去最多の42人に上った。変異株の割合が増え、市中感染の広がりが疑われる地域も。3月22日に2度目の緊急事態宣言が全面解除されてから約1カ月での急増に、政府の対応を疑問視する声も。

 沖縄県では12日に那覇市などが「まん延防止等重点措置」の対象に。ただ、その後も1日の感染発表は大半で100人超となっている。

 宮崎県の河野俊嗣知事は20日、政府の判断に関し「(新規感染者数が)十分下がっていないのに前回の宣言を解除した」と指摘した。


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