明治期の雰囲気残る町へ 豪雨被災地も、愛媛2日目

愛媛県内子町で行われた聖火リレー=22日午前

 東京五輪の聖火リレーは22日、愛媛県での2日目を迎え、県中央部の砥部町を出発した。砥部町ではランナー予定者1人が欠席となり、次のランナーが2区間を走った。その後、明治時代の町並みが残る内子町を巡った。午後は2018年の西日本豪雨で被災した大洲市や西予市に入る。

 砥部町では、2日目の第1走者として愛媛大付属高1年の古田瀬理奈さん(16)がトーチを両手で持って運んだ。

 古田さんの祖父は、1964年の東京五輪で松山市内の聖火ランナーの伴走を務め、22日は古田さんの走る姿を見に来てくれたという。走り終えた後の取材に「(トーチは)ずっしりと重かった」と振り返った。


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