地方公務員法も条文誤り 野党、政府に説明要求

会談に臨む自民党の森山国対委員長(左)と立憲民主党の安住国対委員長=21日午前、国会

 自民党の森山裕国対委員長は21日、立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談し、地方公務員の定年延長に関する地方公務員法改正案について、条文に2カ所のミスがあったと説明した。安住氏は加藤勝信官房長官による説明を要求。森山氏は記者団に「極めて遺憾だ」と述べた。改正案は昨年から継続審議となっており、政府提出法案のミス続出を受けた総点検では対象外だった。

 総務省の与野党への説明によると、付則の条文を引用する際に「27条」とすべきところを「28条」としていた。文言の漏れもあった。今国会の審議に向け、衆院法制局が改めて内容を点検した結果、ミスが見つかった。


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