大阪、午後に緊急宣言要請 対策本部後、政府伝達へ

大阪・梅田で横断歩道を渡る人たち=19日

 新型コロナウイルス感染症の重症者急増で医療提供体制が逼迫する大阪府は20日午後、対策本部会議を開き、政府への緊急事態宣言の要請を正式決定する。同日中に要請する見通し。政府が発令を決定すれば3度目となる。

 大阪府は緊急事態に至る前に対策する「まん延防止等重点措置」を5日から実施しているが、感染者は13〜18日に6日連続で千人超を記録。重症者は19日時点で302人と重症病床として確保した254床を大きく上回り、54人が軽症・中等症患者の受け入れ病院などで治療継続している。


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