2021年4月19日 17:54 | 無料公開
週明け19日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=108円台前半で取引された。
午後5時現在は前週末比68銭円高ドル安の1ドル=108円21〜23銭。ユーロは47銭円高ユーロ安の1ユーロ=130円06〜10銭。
日米共同声明が台湾問題について明記したことで米中関係悪化への警戒感が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となった。日経平均株価が伸び悩んだことも、投資家のリスク回避を促した。
市場では「今後さらに円高の勢いが増すかもしれない」(外為ブローカー)との声が聞かれた。