震災10年で「希望のうた」披露 つぶてソングの集い、福島で

「つぶてソング」を歌う集いで披露された「希望のうた」=18日午後、福島市

 2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故直後に詩人の和合亮一さんがツイッターに投稿した「詩の礫」に作曲家の新実徳英さんが曲を付けた「つぶてソング」を歌う集いが18日、福島市で開かれ、和合さんと新実さんが新たに作った「希望のうた」が披露された。

 集いは今年で10回目。大学時代に新実さんの教えを受け、国立音大などで講師を務める浜中康子さんが知人らと一緒に震災後の11年に東京都内で初めて開催。以後、東京や福島の合唱団などが参加して毎年続けてきた。

 集いの中で行われた新実さんとの対談で和合さんは「多くの人に歌ってもらいたい」と話した。


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