東証、午前終値2万9649円 反落、コロナ感染拡大を警戒

 14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。国内で新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、経済活動への影響を警戒する売り注文が先行した。下げ幅は一時200円近くに達した。

 午前終値は前日終値比101円76銭安の2万9649円85銭。東証株価指数(TOPIX)は5・96ポイント安の1952・59。

 13日に大阪府の新型コロナ新規感染者が過去最多の1099人となるなど、感染拡大への懸念が高まっている。14日に発表された2月の機械受注で、代表的な指標が事前の市場予想を大幅に下回ったことも投資家心理を冷やし、朝方から幅広い銘柄が売られた。


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