都医師会長「第4波入っている」 危機感あらわに

 東京都医師会の尾崎治夫会長は13日の定例記者会見で、都内で新型コロナウイルスの感染者が増え続けている状況について「第4波の入り口にある。もう入っていると認識している」と述べた。「今踏ん張らないと大変なことになると、政府は(国民に)メッセージを伝えてほしい」と、危機感をあらわにした。

 感染者急増を防ぎ、医療従事者や高齢者へのワクチン接種が円滑に進めば、重症者が減って医療体制の充実が期待できると指摘。「新しいステージが必ず来る。それまでのここ数カ月は非常に大事だ」と感染予防策の徹底を改めて呼び掛けた。


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