まん延防止措置、3都府県で開始 通勤混雑、変わらぬ朝

JR東京駅前を歩くマスク姿の人たち=12日午前

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ「まん延防止等重点措置」が12日、東京、京都、沖縄の3都府県で始まった。すでに適用された大阪など3府県と同様、外出自粛や、飲食店への営業時間短縮の要請が対策の柱だが、首都圏の緊急事態宣言は解除されたばかり。電車の混雑など街中の景色はこれまでと変わらず、「同じことの繰り返しだ」と懐疑的な声も上がった。

 3都府県は不要不急の外出や移動の自粛を要請し、飲食店に対しては、営業時間を午後8時までに短縮するよう求める。

 対象は東京が23区と八王子などの6市、京都は京都市、沖縄は那覇市など本島の9市。3府県の6市が先行適用されている。


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