大阪で最多の918人が感染 新型コロナ、7人死亡

大阪市の天神橋筋商店街をマスク姿で歩く人たち=7日

 大阪府は10日、新型コロナウイルスに感染した7人が死亡し、過去最多の918人が感染したと発表した。基礎疾患のない40代男性を含む40〜80代の男女17人が重症となり、重症者向け病床使用率は81・3%に上った。

 府によると10日時点の重症者は185人。うち3人は重症病床が逼迫したため、軽症・中等症患者の受け入れ病院で治療を継続している。全体の病床使用率も59・2%に上昇。政府が定める複数の指標で、緊急事態宣言の目安とされるステージ4(爆発的感染拡大)の水準に到達している。

 10日に死亡が発表されたのは60〜100歳代の男女だった。


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