邦人作曲家の「実験音楽」を披露 米NYからオンライン配信

ミュージック・フロム・ジャパンの音楽祭で演奏する弦楽器奏者=6日、米ニューヨーク(ケン・ハワード氏撮影・共同)

 【ニューヨーク共同】米国で日本の音楽を紹介するNPO「ミュージック・フロム・ジャパン」(三浦尚之理事長)の音楽祭が6日、2日間の日程で始まった。テーマは「日本の実験音楽の今」。新型コロナウイルス感染対策のため、ニューヨーク市の無観客の会場からオンライン配信した。

 初日は作曲家、北條知子さん(愛知県北名古屋市)の楽曲。会場の四隅に立ったマスク姿の弦楽器奏者4人がそれぞれ演奏しながら目をつぶって音を頼りに歩き、最後は互いに約1・8メートルの距離まで近づいて終わる「ディスタンス」をはじめ、新型コロナに触発された作品などを披露した。


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