パソナ、入社時点から副業容認へ 柔軟な働き方で人材獲得

 人材派遣大手のパソナグループが2022年度入社の新卒社員に関し、入社時点から副業への従事を容認するハイブリッドキャリア採用制度を導入することが5日、分かった。新入社員は配属部署で働きながら会社経営や音楽活動で収入を得ることができる。学生に柔軟な働き方の推進をアピールして優秀な人材の確保につなげる。

 副業には農家などの家業も含む。新制度では人事部門と新規事業部門といった社内の複数の部署に同時に所属できる仕組みも始める。22年度の募集は約100人となる。

 副業する場合、パソナで週20時間は勤務する必要がある。勤務時間に応じて給料は減額される。


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