横綱鶴竜、春場所出場を明言 4連続休場中、進退懸け

稽古で霧馬山(手前)と相撲を取る鶴竜=東京都墨田区の陸奥部屋(日本相撲協会提供)

 大相撲で腰痛などにより4場所連続休場中の西横綱鶴竜(35)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、陸奥部屋=が3日、春場所(14日初日・両国国技館)の出場を明言した。進退を懸けた場所となり、報道陣の電話取材に「もう出ます。自分の相撲にちゃんと集中できるか。それだけ」と語った。

 鶴竜について横綱審議委員会は昨年11月場所後に引退勧告に次ぐ重さの「注意」を決議した。昨年は5場所のうち15日間皆勤が春場所の1度だけで、同年秋場所から3場所連続で全休。優勝は2019年名古屋場所を最後に遠ざかっている。


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