2021年2月24日 09:28 | 無料公開
トムソン・ロイターのビルに設置されたロゴ=2020年11月、ニューヨーク(共同)
【ニューヨーク共同】カナダの情報サービス大手トムソン・ロイターは23日、2022年までの2年間に人工知能(AI)分野などに最大6億ドル(約630億円)を投資する計画を発表した。最新技術を活用して、売上高を増やす一方で、コストを減らすとしている。
ハスカー最高経営責任者(CEO)は声明で、新型コロナウイルスに伴い、法務や税務といった専門職の働き方が変化していると説明。「信頼性の高いコンテンツにデータやAI、ソフトを組み合わせるサービスが求められている」と述べた。
トムソン・ロイターは、法務や税務など主要3事業部門が売上高の約8割を占め、報道部門は1割程度。