産婦人科に乳児置き去り、大阪 命に別条なし、カメラに女性の姿

 大阪市旭区の産婦人科医院に25日未明、置き去りにされた生後間もない乳児が見つかっていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警が保護責任者遺棄の疑いで捜査している。乳児にけがはなく、命に別条はない。

 捜査関係者によると、乳児は男児で、医院の職員通用口前で新聞配達員の男性が見つけた。男児は毛布にくるまれ、書き置きなどはなかった。発見の数時間前には、医院の防犯カメラに何かを抱えて通用口に向かう女性の姿が写っており、府警が行方を追っている。

 配達員によると、午前4時ごろ、新聞を届けるため通用口を訪れると、水色の毛布に丁寧にくるまれた男児がいた。


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