2021年1月24日 19:37 | 無料公開
羽田空港の駐機場に並ぶ全日空機と日本航空機=2020年10月27日
新型コロナ変異種の感染が国内のパイロットから確認されたことを受け、国土交通省が、入国拒否の対象国・地域を往来した全ての日本在住のパイロットや客室乗務員(CA)への帰国後の検査を要請し、航空各社が検査を始めたことが24日、関係者への取材で分かった。
厚生労働省はパイロットやCAを空港での検疫の対象外としてきた。先月、英国から帰国したパイロットの変異種感染が判明したため、国交省は航空会社に、ロンドン便の乗員に検疫とは別に入国時の検査を行うよう通知していた。
関係者によると、変異種の感染地域が増えていることや緊急事態宣言を踏まえ、対象国を拡大したという。