米閣僚人事、上院で初の公聴会 バイデン政権発足時に承認なしも

19日、米ワシントンの公聴会で宣誓する国土安全保障長官候補のマヨルカス氏(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】バイデン次期米大統領が指名した閣僚や高官の承認に向けた初めての公聴会が19日、上院の各委員会で開かれた。トランプ大統領が大統領選敗北を認めなかったことによる混乱や、上院2議席の決選投票が重なり承認手続きは遅延。新政権が発足する20日に閣僚が1人でも承認されるかどうか微妙な情勢となっている。

 19日の公聴会は財務長官候補のイエレン氏、国土安全保障長官候補のマヨルカス氏、国家情報長官候補のヘインズ氏、国務長官候補のブリンケン氏、国防長官候補のオースティン氏の5人。就任には公聴会後、本会議で承認が必要となる。


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